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美しい季節を撮るこつ!

2010/5/28

ここ数日は天候も今一でしたが今日の午後からは回復し、週末は好天に迎えられそうです。今年は春らしくない春でしたがそれでも街を散策すると家々の周りにはプランタンの花が咲き誇っています。

購読している、メールマガジン「biglobe STATION50」から写真で綴る自分史「カメラ投稿写真塾」のご案内です。その一部ですが転載しました。
詳細は、下記アドレスを選択して(コピー)してホームページアドレスボックスに「貼り付け」してご覧下さい。
http://camera.b.station50.biglobe.ne.jp/201005/article_1.html?ref=2001

もっとも美しい季節を撮るコツ!

さまざまな植物がいっせいに花を咲かせる、1年でもっとも美しい季節がやってきました。
5月は日照時間も日射量も1年のうちで最大値になります。花鳥風月とも喩えられる天地自然と、その美しい景色が織りなす自然のリズムは、詩や音楽など芸術を生む源泉となってきました。
今回は、生き生きとした自然界の営みがもっとも美しい姿を見せる花を取りあげてみます。

クリスマスローズ ←クリックすると拡大します
〈クリスマスローズ〉 2005年 神奈川県・横浜市郊外
F8 1/125秒 フジクローム100
キヤノンEOS 1N+EF100mmF2.8マクロ
春の入り口で私を迎えてくれるコンシェルジュのような花です

●美しさのさかりを切り取るには?

生徒「寒かったり暑かったり、寒暖の差がはげしい春でしたね」
塾長「桜もずいぶん長持ちしましたから、いい写真が撮れたでしょう?」
「それは……、桜の撮りごろが長すぎて、かえって時期を逃した感じですね……」
「そんな逃げを打っていてはいけませんよ! 気候が不順でも季節は巡り、花ざかりの季節はやってきますから」
「そうでした……。この季節はやっぱりいろいろな花を撮ってみたいものです」
「広辞苑を見ると、『花ざかり』とは 1)花が盛んに咲くこと、またその季節、2)女性の容色のもっとも美しい年頃、とあります。 つまり、美しさのさかりのことです」
「美しく撮れということですか?」
「花を美しいと感じたら、ただ美しいだけではなく、華やいだ美しさを撮るのが基本になります」
「花がある、という言葉もありますから、華を見つけるということですね?」
「華やかとか、ものごとのさかりとか、その意味が転じて、美しいものと出合って元気をもらうことも含まれるかもしれません」
「花言葉とか、生け花とか、花の栞とか、花はいつも身近にほしいものなのでしょうね」
「花を賞玩する習慣は中国から伝わったそうですが、平安時代の昔からから日本にあったのでしょう」
「玄関に花を飾る家がたくさんありますが、下町ではどの家にも軒下に花の鉢がたくさん並んでいるのには驚きました」
「花は元気の源と考えていたのかもしれません。仕事や家事の間にも花や木を眺め、自然から元気をもらう。日本人のすばらしいDNAだとは思いませんか!」

●「花ざかり」の写真をどう撮るか

生徒「それでは、花の撮り方を教えてください!」
塾長「数多く咲いているきれいな花は、ただ撮るだけでは何枚撮っても種類が違うだけで、どれも同じような写真になってしまいます」
「花が違うだけの写真ではいけないと……?」
「そんな写真なら、実物を見たほうがよほど美しいかもしれません!」
「いろいろ考えて撮っているつもりですが……」
「露出とピントだけに集中しているんじゃないですか?」
「(ドキッ、)……そのとおりです。カメラの操作が気にかかって……」
「それも必要ですが、それ以上に、もっと素直な感覚、花に対するやさしい気持ちを考えてみたらどうでしょうか!」
「自分の感覚を見つめるということですか?」
「そうです。花の美しさを受け止め、その美しさをどうしたら表現できるか、もっと考えて撮ってみましょう」
「考えて撮るのですね……。そのポイントは何でしょうか?」
「きれいだな、と感じてそのまま撮ってしまうと、立ち位置の視線、しゃがんだ視線のふたつの視線しか撮れません。でも、それが一番いいアングルとはいえませんからね」
「思い当たります……。ベストポジションをさがす努力はあまりしていなかったと思います」

●花が醸しだす「元気」を表現する4つのポイント

1) 被写体の状況をよく見る――花の盛りを表現するためのポイントをさがす  
2) アングル、ポジションでイメージが変わる――花の周りを回ったり、上から下から見る
3) いい光を使う――季節感と空気感を表現する光の方向と時間をさがしてみる 
4) 空や雲や水をうまく使う――背景や被写体の環境を構成するポイントとして大切な要素

●花の写真で葉書をつくる

生徒「先生は、季節の葉書を花の写真でお作りになっていますね。花を切り抜いたような写真がとても印象的でした。あれはどうやって撮っているのでしょうか?」
塾長「あの写真を撮るにはちょっとした道具立てが必要ですが、ブログ<毎日が花ざかり>に書いてありますから、見てください。簡単にできますよ」
「季節のお便りは風情があって素敵です。私もやってみたいと思いますが、なかなかいい写真が撮れないので、葉書にできないのです……」
「何事もチャレンジですよ。いい写真が撮れたら……と考えていたら、いつまでたってもできません。自分の作品から1枚選んでプリントしてみると、思いのほかよく見えるものです。新しい試みは、挑戦しないと進歩がありませんからね」
「わかりました。作ってみましょう!」

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